入れ歯を清潔に保つためのやり方
2016.12.31
義歯治療が終わり、違和感もそれほど感じることなく、
まずまずであると感じることができるのは良いことですが、それで終わりというわけではありません。
その入れ歯を清潔にしていくことが大切であり、
それを怠るとむし歯や歯周病の原因となってしまうことがありますので
注意が必要です。ではどのようにして清潔に保つことができるのでしょうか。
まず基本的にはその義歯をはずして歯をきれいに掃除をすることです。
歯科医師からどのようにして掃除ができるのかという
指導を受けていると思いますのでそのとおりにすることです。
もしわからなければ教えてもらうことができるでしょう。
そのあとで歯周をマッサージするように掃除をして、
それから入れ歯を掃除することができますが、水道の水を使い、
専用のブラシで丁寧に磨き残しがないように、特にバネの部分とか、
付け根とか、あるいはいろいろな角度から目視して
汚れがないかどうかを細かくチェックすることができます。
歯磨き粉を使いたくなるのですが、研磨剤が入っているので、
その義歯そのものが削れてしまうという懸念があるために使わないようにすることができます。
ぬるぬるした感じがあるかもしれませんのでそうした部分も落としていくことができます。
そのようにして清潔な状態をいつも保つようにしていけば、
入れ歯は安心して使用できるものとなり、
むし歯や歯周病などの原因となることはないし、気持ちよく使用ができます。