自分に合った入れ歯の探し方
2016.12.15
入れ歯の具合が悪いと、何を食べても美味しく感じられなくなり、酷くなると食食そのものが無くなってしまいます。
人は、自身の口から物が食べられてこそ健康を保てます。
80歳の時点で20本は自分の歯を残そうと(8020運動)言われるのもそのためです。
成人の永久歯は28本、親知らずも含めると32本と言われています。
このうち20本を残すと言うのは、なかなか容易なことではありません。
しかし、様々な原因で自分の歯を失っても、
部分入れ歯などで補えば、生活に支障をきたすことはまずありません。
口腔内に装着して使用する入れ歯は、些細なことで違和感を感じ安い物です。
見た目などでは分からないコンマ数ミリの凸凹や微妙な噛みあわせのズレなどで、
肩凝りや頭痛を引き起こしてしまうこともありますし、必要以上に舌で触ってしまうことで、
舌そのものに外傷を作ってしまう場合もあります。
健康な歯にブリッジを渡している場合などは、
ちょっとした体調の変化から口腔内の環境が変わってしまい、
それが違和感に繋がってしまうこともあります。
それだけ、口に中は繊細に出来ているのです。
また、作ってから年数の立ち過ぎた入れ歯が、サイズ的に合っていない可能性もあります。
歯茎や歯の状態は、年々変化して行きます。
入れ歯に少しでも違和感を覚えたら、掛かりつけの歯医者さんで、必ず相談するようにしましょう。
その際には、いつ、どんな風に、どの場所に違和感が出るのかを
きちんと説明できることも大事になってきますので、それぞれを控えて置くようにしましょう。